早いもので、もう10月も残り僅かですね。
あっという間ですね、月日が経つのは。
特に、弊社では開業支援コンサルを業としておりますので、
開業支援をしている最中は、多くの打合せ、交渉や折衝など多くの時間がかかりますので、
余計に時間が経つのが早く感じます。

コンサル会社時代のときから数えると、もう14年開業支援に関わっております。
当時は自社医療モールの企画、開業支援コンサル、開業後の経営支援コンサルといった無形のサービスとして、
業務を遂行しておりました。
当時の開業支援コンサルフィーの相場は150~200万円でした。
それでも、ドクター自ら開業準備をすることは、かなりの困難が生じます。
勤務医をしながら、開業まであらゆる決め事を一人で交渉し、決断しなければなりません。
また開業までに、締切事の把握をしながら、工程管理を綿密に行うのは至難の業です。
全てにおいての金額交渉も、医療機器一つとっても相場が分かりませんので、
ある意味、業者担当者のさじ加減になってしまいます。
全ての開業支援フローを進めていきますので、ドクターは開業前に「診療方針」や「経営戦略」などをじっくり考えられます。
本当の開業支援コンサルであれば決して高い金額ではないです。

現在の開業支援の相場は、全体的に下がっており、
150万円前後が多いかもしれません。
場合によっては、100万円くらいで受けているコンサル会社もございます。
開業希望ドクターは、開業支援を誰に頼んだらいいのか?
なかなか判断が難しいと思います。
開業支援を業としているといった会社はたくさんありますが、
これはかなりの疑問です。
必ず実際行う担当者の開業支援の実績を聞いてみて下さい。
その会社の本業(収益をしているのは何か)を聞いてみて下さい。

実際、開業支援と言っても、どこまでを開業支援として、「開業支援ができる」として掲げているのでしょうか?
よくあるお話ですが、業者の紹介をするだけで、特にコンサルは全くない、
開業の工程管理もできない、開業後の経営・数字のアドバイスがない、折衝・交渉も弱いなどを多く耳にします。
開業支援専門でない会社が、300万円以上の開業支援料金をとっているところもございます。
それだけの費用対効果をもたらせてくれれば問題はないでしょうが、はたしてどうなのでしょうか。

本当の開業支援コンサルは、開業後の経営が分かり、
開業後の経営を見据えた開業支援コンサルができなければなりません。
また綿密な工程管理をしながら、業者の折衝、マネジメント、事業計画・融資交渉などを
スムーズに進めていかなければなりません。

ご参考に、開業支援を依頼する判断になって頂ければ幸いです。
心からドクターの開業の成功を願っております。